はじめに
UIAPduino が FabScene で取り上げられ、一定の認知を得るようになる前から存在は知っていて、サンプルを頂いていくつか作例を作っていました。しかし、様々な変遷を経て当初の印象と現時点での印象がかなり変わってきました。また、今後の私の姿勢もある程度定まってきたので、明文化し、まとめておこうと思います。
初期の印象
UIAPduino の開発・販売・サポートは、そのほとんどを埋田祐希氏一人の手によって担われています。体制として非常に良くないとは思うんですがこの点に関する是非はさておくとしましょう。
当初、UIAP の Discord コミュニティに参加した頃は、「一人でロット 1 万個生産する」という気合いの入りようと、低価格を実現するために徹底的にコストカットしつつ、必要な安全装備は盛り込むという設計の合理性に純粋に関心したので、「おもしろそうなことやってるな。何か作れるやろか」という気持ちを持っていました。
実際、安く買えるというのは大きなメリットですし、安いマイコンボードの選択肢が増えるのは良いことです。こと国内に限って言うならば、サポートが母国語で得られるというのも人によっては重要でしょう。
実際、「UIAPduino のメリットを挙げよ」と言われた際に真っ先に挙げるべきは価格でしょう。バラ売りで 290 円、教育用途なら 200 円というのは破格です。むしろ、メリットの 8 割以上は専ら価格面にあると言って差し支えないと思います。
当初聞いてた話だと、単価を抑えて購入の敷居を下げ、Arduino IDE 対応で開発の敷居を下げ、保護回路を備えることで実験中にホスト PC を破損させるリスクを下げるなど、設計をする上で考慮されている点がかなり合理的で、雑な感想ですが「よく出来てるな」と思いました。特に、教育現場での活用に視線が向いていそうな設計思想に思えました。
例えば、電子工学系の講座や授業で、実技演習としてマイコンを使った実践を組み込むことを考えてみましょう。この場合、キャパが 50 人だとしたら材料費だけでも数万じゃ効きません。十数万することもあるでしょう。
秋月電子通商で調べてみると、現時点での値段ではありますが、XIAO ESP32C3 が 1,080 円、Raspberry Pi Pico が 800 円、XIAO BLE nRF52840 が 1,780 円と、単価 1,000 円越えるのがデフォみたいな感じのラインナップになっています。しかし、そんな性能が必要になることはそうそうありません。
マイコンチップ単体で使うにしても、AVR は扱いやすいが単価数百円、PIC はもう少し安いけど少々扱いづらい。講座の構成のことを考えるとこれもこれで別の種類の厳しさがある。
その視点で UIAPduino を見てみると、単価 200 円ですぐに使えるボードとして仕上がっているものが調達できるというのは非常に魅力的な選択肢になります。50 個買っても 1 万円で済みます。実際には予備などにもう少し欲しいので +20 個くらい買うことになりますが、にしてもです。
そのうえで、USB コネクタに繋がる配線にはヒューズが入っており、万が一の機器破損を未然に防ぐ施策が盛り込まれています。これにより、PC 自体の故障リスクの低減を見込めます。学生にやらせると何しでかすか分かったものではないので、安心材料としてもいい点です。
以上の通り、特に教育現場で、「マイコンを使ってできること」の実例を体験してもらうなどの用途にすごく向いていると感じたので、私も何か作例や教材、工作キットのようなものを作ってみようかと思い至りました。
当初見かけた批判と、その批評
2 月 26 日、FabScene にて、以下の記事が公開されました。おそらく、UIAPduino の認知が広がった一つのきっかけと言えるものです。
Twitter を見ていても、様々な反応が観察されました。
その中でいくつか見られたのが、「不当廉売だ」「ダンピングだ」というものです。あらかじめ言っておきますがこれらの主張は間違っています(仔細は後述)。
特に目についたのがこの返信。
記事では美談のように書いているけど、実は全く逆で、業界を滅ぼす愚行である。安いのが当たり前だと思われてしまうと、マイコン業界に新規参入するメーカーもいなくなるし、ユーザーが製品や作品を作っても価値を認められにくくなる。…
— なひたふ/R8診断士受験/技術士(電気電子) (@nahitafu) 2026年2月26日
記事では美談のように書いているけど、実は全く逆で、業界を滅ぼす愚行である。安いのが当たり前だと思われてしまうと、マイコン業界に新規参入するメーカーもいなくなるし、ユーザーが製品や作品を作っても価値を認められにくくなる。
オープンや利益を取らないことが良かれ思って記事を書いているのかもしれないが、適正な利益を取らずに安売りすることは業界全体を衰退させることにつながる。
早く気付いてくれ。
はっきり言ってダブルスタンダードです。
UIAPduino(細かいこと言うと UIAPduino Pro Micro CH32V003)があの価格を実現しているのは、名前にある通り CH32V003 を採用しているからです。8 ピンパッケージの IC が秋月でも 40 円で買えるということで話題になりましたが、それの QFN 版の CH32V003F4U6 が載っています。これが 5,000 個で 724.5 USD で、ドル円相場 160 円とすると単価 23 円。基板本体といい勝負じゃないでしょうか。あとは量産効果ですね。
で、肝心の CH32V003 についてですが、これが結構新しいマイコンチップで、シンプルな RISC-V アーキテクチャ(RV32EC)を積んだものが格安で出てきたということで結構話題になりました。果たして、CH32V003 が出てきた時に同じような主張をした人が何人いたでしょうか? 私は一つとして見た記憶がありません。
CH32V003 に対しても同じような主張をしていたのなら一貫性がありますが、
・・・というのを当時呟いたのがこのツリー
一部賛同しかねるな。選択肢の一つとして 300 円で手に入るボードがあったっていいじゃない。
— MOS (@53175DDD) 2026年2月26日
そこから電子工作の世界を知ってもらって体験してもらった方が、興味を持ってくれるかも知れない人の間口を広げる事ができる。
CH32V003 が出てきたせいで ARM マイコンが衰退したか? んなこたないだろ。 https://t.co/kLH46TNNNw
本当に興味があり、活かせる人なら 3,000 円のボードであっても躊躇なく買うが、「よく分からない」人にとっては 100 円でも惜しい人もいるだろう。その中で「290 円で買えるなら買ってみるか」となる人が現れ、買って動かし、面白さに気付くきっかけになるなら、それで良いと思うんだけどね。
— MOS (@53175DDD) 2026年2月26日
USB 通信もできるとはいえソフト実装で若干不安定だし、低スペック依りだから出来ることも限られてるのは事実。でも、「とりあえず買って動かしてみる」には十二分だったりする。
— MOS (@53175DDD) 2026年2月26日
参入の敷居を下げ、より多くの人に体験してもらい、興味を持ってくれる人を増やせる。何がダメなの?
— MOS (@53175DDD) 2026年2月26日
すべてのマイコンが UIAPduino に取って代わられる訳じゃないんよ。これをきっかけに RasPico / ESP32 にステップアップしていくんだから。
「最初の一台」として面白い選択肢だと思うね。
「業界を滅ぼす愚行」という主張には明確に反対します。
— MOS (@53175DDD) 2026年2月26日
引用元のツイートはこれ。
私は電気電子分野の技術士として「技術に適正な価格を設定する」という技術経営コンサルティングを今後の人生のやりたいことにしています。若い起業家が価格設定をする際に適正な利益が出るように「価格設定のノウハウ」を教えます。…
— なひたふ/R8診断士受験/技術士(電気電子) (@nahitafu) 2026年2月26日
私は電気電子分野の技術士として「技術に適正な価格を設定する」という技術経営コンサルティングを今後の人生のやりたいことにしています。若い起業家が価格設定をする際に適正な利益が出るように「価格設定のノウハウ」を教えます。
電気電子業界が儲かる業界と認識されれば新規参入も増えて、組み込みやマイコンが再び盛り上がるという考えです。 過去20年くらい、世間では買い手の価格を下げて趣味の人を増やそうという試みが行われてきましたが、その結果が現在の凋落です。電子立国日本はどこへ行った。
安くしてピンク色にしたって女子大生がマイコン触るようにはならないんですよ。
そんなことじゃ業界は盛り上がんないです。電気が面白いと思う人はいつの時代も一定の割合でいるし、そういう人にとっては値段は決め手じゃない。
逆に、売り手の価格を上げて業者の新規参入を促していくことに、私は全生涯をかけて全力で支援します。
私の思想に賛同してくれる人は「いいね」してちょ
これはイチ個人の雑多な意見ですが、あなた本当に「技術士」なんですか?
独り言はさておき、私はこの考えには賛同できません。というのも、何をいくつ作っていくらで売るかは作る側売る側の自由というのがこの自由市場経済の根幹であり、様々な選択肢があってそこから自由に選べるのがこの社会だからです。適正価格は売る側が決めるものではありません。買う側の購買行動により結果的に決まるだけです。「売り手の価格を上げて業者の新規参入を促していく」のは結構ですが、それで買い手が付くかは知りませんよ。
そんなことよりも、その製品ならではの「面白さ」「便利さ」「楽しさ」「使いやすさ」といった方面を広げていった方が、いいものが得られると思います。この点において ESP32 はよく出来たプロダクトの一例と言えます。
あえて強い言葉を使うなら、「たかだか個人開発の安価なボードが出ただけで危うくなる業界なんてさっさと滅んでしまえ」という感想も湧きました。
この意見は本当に真っ当。正直、自分もマイコンボードを売っている側なので、「業界を壊している」と言われる感覚は分かるし、他人事ではない。
— イチロヲ📛 (@ichirowo) 2026年2月26日
でも、かつて Arduino や Raspberry Pi が出てきたときも似たような話はあった。その結果、売れなくなった製品や、撤退した会社も実際にあったと思う。… https://t.co/WUE1wEbIkV
この意見は本当に真っ当。正直、自分もマイコンボードを売っている側なので、「業界を壊している」と言われる感覚は分かるし、他人事ではない。
でも、かつて Arduino や Raspberry Pi が出てきたときも似たような話はあった。その結果、売れなくなった製品や、撤退した会社も実際にあったと思う。
ホビー用マイコンボードはもうかなりコモディティ化している。これは良い悪いというより、どんな工業製品にもある時代の流れなんだろうなと。「非営利団体が安く売りすぎる」「中国製の超低価格品が市場を壊す」と言いたくなる気持ちも分かるけれど、その流れ自体は止まらない。
もしマイコンが個人や趣味の世界まで降りてこなかったら、今のIoTの広がりもなかったかもしれないし、ここまで裾野が広がることもなかったと思う。市場の重心が変わっただけという話。
私もただの互換機を作って売れる時代はもうとっくに過ぎ、全く他の付加価値を考えないと売れないなーと切実に感じる。
「業界を滅ぼす愚行」はその通りで、滅びたあとに何が生まれているかまで含めて考えないと滅ぶ側にいる事になる。
「この意見は本当に真っ当」といいつつ、その "真っ当" さを説明する文章が見当たりません。
そして、UIAPduino がただの CH32V003 搭載マイコンボードではなく、専用のブートローダを用意し、チップ単体での USB 通信と Arduino IDE での開発に対応させたものであるという点に注目すると、「ただの互換機を作って売れる時代はもうとっくに過ぎ、全く他の付加価値を考えないと売れない」という言及はむしろ UIAPduino を良く評価する材料です。
そして、価格設定について。
全く美談ではない。自分の人件費をゼロにしてダンピングしているだけ。開発者の技術は金額に換算してゼロ円以下ということになる。年金もらって激安手作りパンを作っている商店街の高齢者と一緒。 https://t.co/Yz2YdPLX1s
— なひたふ/R8診断士受験/技術士(電気電子) (@nahitafu) 2026年2月26日
自分の人件費をゼロにしてダンピングしているだけ
そう言いたくなるのも分かるレベルの価格設定ですが、内実を知らずに言っているだけです。
私は何度か埋田氏本人とお会いしており、直接話も聞いています。何なら、NT 加賀の時に福井駅から会場まで私の車に乗せてったりもしました。その間にも色々話しましたし聞きました。
その中で聞いた内容も含みますが、結論を言うと検品・出荷などに掛かる工数についても原価に含んだ上で価格設定をしているそうです。本人曰く「ロジスティクス(物流)も私の人件費(2,000 円 / 時間)も原価の計算に入れています」とのこと。
そもそもの話をすると、彼らの主張の根底にある思想は OSS という文化の否定になりかねない、ある種の危険さを持つもののように思えます。
世の多くのソフトウェアやシステムは大なり小なり OSS の恩恵を受けています。そして、それらの OSS は無数のコントリビュータによって維持・発展されているもので、その多くは対価を伴いません。この点はどうお考えなのでしょうか。
UIAPduino についての評価
話は変わって UIAPduino を使ってみて思ったことについて書きます。
良い点と悪い点を 3 つづつ挙げてみました。
- 良い点
- 安い
- 比較的十分な処理性能がある
- Arduino IDE に対応している
- 悪い点
- USB CDC が使えない
- Arduino 環境だと Arduino Core のオーバヘッドがデカい
- 供給能力に乏しい
安い
言うまでもないですね。
比較的十分な処理性能がある
ここは採用されている CH32V003 によるものですが、まぁ近代的な設計ですし、動作周波数も 40MHz あるので、そりゃそうという感じでしょう。AVR や PIC とは比較になりません。
ちょっとした工作に使うには十分な性能があります。とりあえず使ってみるにもいいでしょう。こらそこ、そんなん AVR でも十分だったんだから当たり前じゃんとかつまんないこと言わないの。
Arduino IDE に対応している
これまた言うまでもないことではありますが、Arduino IDE 一つでも開発ができます。まぁやってることは内部で minichlink を呼び出してるだけではありますが・・・
続いて悪い点について。
USB CDC が使えない
これは要するに Serial.print() が使えないという意味です。じゃあ UIAPduino で Serial.print() を実行するとどうなるのかというと、外部 IO に UART 信号として出てきます。これ自体はその他の Arduino ボードと同じですが、USB のインターフェースから CDC で送り返すことができません。別途 USB-UART 変換のモジュールなどを使えば解決できるので些末な問題とも言えますが、その変換モジュールが本体以上の値段なので、コストメリットを完全につぶしてしまいます。シリアルデバッグが気楽にできないのは開発する上でちょっと不便ですね。
Arduino 環境だと Arduino Core のオーバヘッドがデカい
これはそもそも Arduino 自体の問題でもありますが、Arduino Core の実装の最適化が進んでおらず、何も書いてないようなプログラムでも結構なメモリ量を消費してしまいます。(これを「メモリフットプリントが大きい」などといいます。)
Arduino Core for CH32V の最適化に期待・・・と言いたいところですが個人的には期待してません。WCH が割と名の知れたベンダとは言えマイナーなチップですし。
供給能力に乏しい
これが一番大きな懸念点だと思っているところなんですが、やはり個人主体なこともあって供給能力があまりにも弱いです。ロット 1 万個とはいえ割とすぐに売れてしまうような量です。その上、検品梱包を一人でやっているようではスケールが効きません。遊びで使うのに 5 個買ってみるとかならこれでもいいですが、ちょっと大規模な採用はどうしても躊躇われます。
その他、良い点とも悪い点ともつかない、雑多な感想もあるのでそれについて。
まず、CH32V003 というマイコンチップがあまりにも普通すぎます。何か便利なペリフェラルを持っているかと言われたらそんなことはなく、ただの安い RISC-V マイコンでしかないです。それ故に、UIAPduino もマイコンとしてあまりにも凡庸で、「これだからできる工作」というのが何一つとしてありません。だからこそ安価と言われたらそれまでですが、まるで味のしないガムみたいで面白みがありません。
そして、UIAPduino に使われている CH32V003 は USB ペリフェラルを持っていません。そのため、ソフトウェアエミュレーションによって USB 通信を実現しています。AVR でちょっと流行った V-USB みたいな感じです。
そのせいか、通信が不安定になることがしばしばあります。こればっかりはどうしようもないですね。CH32V203 とかは USB PHY 持ってるので、そっちを積んだやつが出てくれないことには解決しないでしょう。
現時点での私の姿勢・スタンス
みなさまここまでご苦労様でした。現時点で既に 7 千文字です。。。
して、ここからが本題です。結論を一言でまとめると、今後一切扱いません。
結局、安いだけ
元も子もないことを言ってしまうと、値段以外のメリットがありません。それだけならまだしも、別に使いやすいものとも言えないのが現状です。
ある程度の技術力があるユーザなら、多少のハマり事があっても自力で解決できるでしょう。そういうユーザが腕試しがてら使ってみるのは良いと思います。しかし、UIAPduino が教育用途(例えば大学の講義の中での実技演習など)で使えるかと問われたら、私は同意できません。もっといい選択肢があるので、そちらを提案するでしょう。
やはり問題の根本は CH32V003 にあって、これが新しいマイコンチップなせいで開発環境が成熟していません。まだ発展途上にあります。そのせいもあって最適化が十分に進んでおらず、ただでさえ少ないメモリをすぐに溢れさせてしまいます。まして、Arduino IDE を使う場合は Arduino Core のオーバヘッドも乗ってきます。L チカして遊ぶくらいならどうということはないですが、便利なライブラリを使って色々組み合わせて使うような、Arduino らしい使い方はほとんどの場合で難しいです。そのため、「Arduino IDE で開発できる」とはいっても、「開発 "は" できる」程度です。
かつ、ちょっと発展的な工作をしようとした際に UIAPduino であるが故に生じる障害が起きるようでは、そもそも教育に向きません。Arduino UNO / Nano や Raspberry Pi Pico、ESP32 など、供給もユーザ数も作例も充実しているボードを使う方が圧倒的に変な障害を除けます。その方が教育にも良いです。
さらに、開発・製造が個人の手に委ねられているのもやはり懸念材料です。ホビーユース程度の需要を満たすには問題ないでしょうが、規模が大きくなってくると採用の判断はできません。
個人的な問題
一言で言うと、UIAP のプロジェクトを担う埋田氏を、開発者として、そして人として信用できなくなったからです。
と言われてもなんでやとなるでしょう。なので、決定打となったやり取りを抜粋します。

UIAPduino って、教育向けでの利用に力を入れてたはずですよね。コストメリットも安全性も重要視してますよね。
なのに、この発言。
金持ちの日本の教育機関がたかだか安いデバイスの選択肢を提示されて何を困ることがあるの?大爆笑以外のナニものでもないじゃんw
これを見て、「あ、あなたが作っていたのはその程度のモノだったんですね。あなたの考えもその程度だったんですね。」となりました。要するに冷めました。強い言葉を使うなら失望です。
三枚目の文章にも書きましたが、あの UIAPduino の設計思想を裏打ちする考えがあるとはとても思えません。現状を正しく理解しているとは到底考えられず、また、言葉遣いの部分から「そもそも人としてどうなんだそれは」と思わざるを得ません。
大元の投稿は秋田先生のものですが、秋田先生は大学で教員をされていらっしゃる方で、まぁ日々お忙しいであろうことは容易に想像出来ます。そんな中、NT 金沢を始めとして積極的に「ものづくり」に取り組まれていらっしゃいます。恐らく授業などでも UIAPduino を活用できないかと模索されているでしょう。
理工学教授として活躍されている方がコミュニティに参加してくれているというのは、UIAP にとっては非常に心強いはずです。であるにも関わらず、このような発言が出来てしまうのが理解できません。
他にも細かいことがいくつかありつつも上記のやり取りが決め手となり、私は、今後一切 UIAP および UIAPduino には関与しないことにしました。手元にあるボードはぼちぼち処分しようと思います。
ブレイクアウトボードはどうすんの?
以前、こんなものを作りました。
ブレッドボード向けの UIAPduino 用ブレイクアウトボードです。試作段階のものを UIAP のコミュニティメンバに提供するなどして開発を進めていました。いました(過去形)。
過去形にしている通り、これの開発もストップしました。GitHub の方を見れば分かりますがリポジトリは既に Public Archive になっています。
今後作ることも売ることもないので、欲しい方は GitHub で fork するなりしてください。
どう使うのがいいの?
これについて触れて終わることにしましょう。今後 UIAPduino を使いたい方向けの話です。
エンドユーザにプログラム部分を触らせない使い方であれば、その辺のボードと大差ない使い方ができるでしょう。
例えば、回路図と部品のリストと一緒にコンパイル済みのバイナリを公開し、「回路作って書き込むだけで使えます」という状態にしておけば、大方考えられるトラブルは防げると思います。書き込むだけなら Arduino IDE も不要です。
あとは、使う人次第です。








